AGAと向き合う 医師による「複合発毛治療」
どこの病院・クリニックでもAGAを診ることができる。
答えはNOです。
たしかにTVCMのおかげで「AGA」という言葉が一般に知れ渡るようになり、また病院で治療するものだという認識をお持ちの方も多くなってきています。しかし、処方薬以外のアプローチも行う発毛治療(複合発毛治療)を実践している病院、クリニックを探すのは意外に難しいことです。ドクターズヘアは薄毛の悩みが軽減、解消されるよう、メンタル面、生活面などさまざまな視点から発毛治療に取り組んでいる、頭髪治療病院ネットワークです。
AGAとは
AGAとは「Androgenetic Alopecia」を略したもので、和訳すると「男性型脱毛症」「壮年性脱毛症」(そうねんせいだつもうしょう)と呼ばれ、主に頭頂部の毛が薄くなったり生え際が後退していく進行性のある疾患で、成人の日本人男性に多く見られる脱毛タイプのことを言います。
AGAと並んで「円形脱毛症」なども良く耳にする脱毛疾患名ですが、「円形脱毛症」はAGAと異なる脱毛原因であり、その発毛メカニズムも全く異なるため、まずは医師の診断のもと治療法を検討されることをお勧めします。
若年層でのAGA
これまでAGAは30代で発症するケースが最も多いとされてきましたが、最近では10代~の若年層でも発症することも増えてきています。これは先天的な遺伝による発症のほか、ストレスなどによる後天的なホルモンバランスの崩れなどが起因しているものと推測され、健康のためにも早めの対処を検討した方が良い場合も多いのが実情です。
※AGAは病気ではありません。
AGAの原因
一生抜け落ちない毛髪はありません。必ず一定の期間が過ぎると自然に抜け落ちてしまいます。しかし毛髪にはヘアサイクルと呼ばれる仕組みが備わっているため、抜け落ちたところにはまた新しい毛髪が生えてくるのです。このくり返しが正常であれば、いわゆる「薄毛」「ハゲ」とは無縁な状態です。
男性の場合、平均すると毛髪が生えてから抜けるまでの1サイクルは3~5年。その期間の中には成長期、退行期、休止期と呼ばれる期間があり、毛髪が伸びる成長期の長さで毛髪の太さや長さが決まります。(平均2~6年と言われています。)この周期は毛髪それぞれがランダムに流れているため、数十万本とある毛髪が一気に入れ替わることはまずないので、抜けた実感、生えた実感を得ることは難しいでしょう。
ヘアサイクルは通常3~5年で1周します。
AGA(男性型脱毛症)の男性に多く見られる「無毛」ではなく「うぶ毛」が生えている状態。これは毛包が活動を続けていながらもヘアサイクルが乱れ、成長期の期間が短く毛髪が太く成長し硬毛になる前に抜けてしまうため、徐々にボリュームが減り、「うぶ毛」の状態(=地肌が見えるように)に見えてしまうのです。 このヘアサイクルの乱れにはさまざまな原因が考えられ、薄毛・抜け毛で悩む男性一人ひとり異なります。
成長期が短いほどヘアサイクルは速くなるため、毛髪は細く、短い状態で1周してしまいます。
毛髪の成長に欠かせない毛穴や毛根の状態は、AGAが発症してから時間が経過した場合、悪化している場合があり、改善が非常に難しくなってしまうこともあるため、早めの治療がお勧めです。AGAにお悩みなら、早いうちに治療を開始することをお勧めします。
一人ひとり脱毛原因が違うため、医師の診断の下、最適なAGA発毛治療を行うことが大切です。
ヘアサイクル
成長期1(~1年) | 毛母細胞が分裂を開始し、新しい毛髪をつくり始めます。 |
成長期2(2~6年) | 毛母細胞が活発に活動し、新しい毛髪が太く硬くなり成長を続けます。 |
退行期(2~3週間) | 毛母細胞の力が弱まり、毛髪の成長が止まります。 |
休止期(数カ月) | 成長が止まった毛髪は抜け落ちます。この状態がしばらく続き、 成長期へと再度進みます。 |
発毛を阻害する原因
男性ホルモンの作用
AGAを発症する最も大きな要因は男性ホルモンが大きく影響している可能性があります。
この男性ホルモンには体毛を増加させる働きがある反面、頭髪の伸びを抑制する働きがあるためAGAの主要因として位置づけられています。AGAの主要因「ジヒドロテストステロン(DHT)」は、男性ホルモンに含まれている筋肉増大、蛋白同化作用の促進、体毛の増加の作用がある「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素によって変換された物質で、発毛サイクルに悪影響を与える物質であることがわかっています。そのためAGAが原因で脱毛した場合の毛根部分には、この変換された「ジヒドロテストステロン」が見られることがあります。
遺伝
いわゆる「ハゲは遺伝する」というのは正確な表現ではありません。 AGAの原因には遺伝的要素も大きいと考えるのが妥当なものの、これもやはり男性ホルモンなどのバランスが親から子へと遺伝するためであり、「ハゲが遺伝」しているわけではなく結果としてAGAを引き起こすよう因果が遺伝してしまっているに過ぎません。
現代病(ストレス・生活習慣・栄養不足など)
男性ホルモンの作用や遺伝的要素のほかにも、ストレスや生活習慣の乱れといった、いわゆる現代病はホルモンバランスや自律神経の働きを乱してしまい、発毛を阻害してしまうと考えられています。
ストレスは仕事などから起こる神経の疲れや、十分な休息が取れない場合などに溜まりがちになります。また、AGAに悩むこと自体がストレスとなり、負のスパイラルに陥ってしまうことも少なくありません。特に規則正しくバランスの取れた食生活は、体調はもとより頭髪や地肌の健康にとって重要なファクター。中性脂肪、コレステロールの多い食事をし続けることは血液粘性の増大を招き、頭部の血行不良を引き起こすことに。頭皮の栄養状態が悪くなると毛髪の栄養状態に直結してしまい、脱毛を引き起こす原因になってしまいます。過度なダイエットや偏った食生活は、頭皮にとっては非常に避けたい行為といえます。
AGAの発毛対策
頭皮をきれいに保つこと
頭皮が汚れている状態と清潔な状態、言うまでもなく清潔な状態を保つことにデメリットはありません。頭皮に皮脂が溜まって毛穴が塞がった状態では細菌が繁殖してしまい、それだけでAGAが進行する原因になってしまうばかりでなく、せっかく病院で治療する意味が半減してしまうおそれがあります。頭皮を日常的に清潔に保つことは病院で管理することはできません。正しいシャンプー選び・洗髪はAGA進行を抑制する重要なファクターのひとつです。
バランスのとれた食事をとること
頭髪を構成しているたんぱく質やミネラル、ビタミンが足りない場合、これらの栄養不足がAGAの一因となります。このため、丈夫な髪をつくるためにはバランスの取れた食事が不可欠です。
食事の改善は実践してみると意外と難しいもの。ファーストフードを日常的に摂取している人、単品メニューの食事ばかりしてしまう人、毎晩飲み歩いている人など栄養に偏りのある食生活を送っている人は、普段食べているものに健康に良さそうな1品を追加するだけでもAGA対策としては効果があると思って頑張ることが大切です。
過度なストレス発散を行うこと
ストレスを溜め込むことは精神的にも、そして肉体的にも良いことはありません。自律神経の働きに異常が出ると、人によっては過度な食事摂取や血圧上昇など、頭髪にとって最適な環境を維持することが難しくなってしまいます。からだを動かしたり、歌ったり、喋ったり・・・。あなたなりのやり方で適度にストレスを発散させるよう心がけましょう。でもお酒・タバコがストレス発散法の人はほどほどに。
フィナステリドについて
フィナステリドには男性ホルモンの働きを押さえる作用があり、もともとアメリカで前立腺肥大症の治療薬として使用されていました。これを1997年から男性型の治療薬としてFDAの承認を受け、米メルク社からフィナステリドが発売されました。
メルク社によると、治験で2年間の服用により83%の人の脱毛進行が止まったということです。このフィナステリドは飲む育毛剤として世界38カ国で使われています。
日本においても2004年から万有製薬が処方薬として発売しておりますが、万有製薬の調査によるとプロペシアの服用を続けた98%の人が3年間AGAの進行が認められなかったと結果に出ています。
総合発毛治療「ドクターズヘア」では、フィナステリドのみの治療は実施せず、メンタル面、生活面などを含めた総合的な発毛治療に取り組むことで、より満足いただける治療を目指しています。
治療の流れ
ドクターズヘアは医師による現状維持以上の発毛を目指した治療です。治療には内服薬、サプリメントを使用します。
- 問診/カウンセリング
最初に患者様と十分なカウンセリングを行い、悩み・疑問などをお伺いします。 ※カウンセリング無料 - 写真撮影
「写真撮影」(効果測定)では、発毛効果を的確に判定するため、頭部の写真撮影を行います。 - 問診
頭部の状態の診断を行います。
AGAやメカニズムの説明、またドクターズヘアの治療内容や薬、期間や費用などをご説明をいたします。 - 採血
薬を投薬しても問題ない身体状態か判断します。 - 処方/ホームケア
フィナステリドとミノキシジル、サプリメントやドクターズヘアが開発したシャンプーを処方いたします。 - 次回来院
約1ヵ月ごとに発毛状態の診断を行います。
症例写真
【治療の内容】
2種類の薬剤と1種類のサプリメントを服用。希望者はオリジナルシャンプーを頭皮に使用。
- 薬剤1 フィナステリド:抜け毛の進行を止める。
- 薬剤2 ミノキシジル:血管拡張作用があり、毛根に栄養が多くいきわたることにより髪の成長を促す。
- サプリメント 亜鉛:髪の成長を促す。
年齢 | 30代後半 |
---|---|
薄くなりはじめた時期 | 7、8年前から |
ハミルトンの分類 | Ⅲ型 |
治療期間 | 6ヵ月 |
総額(税抜) | 180,000円(30,000円×6回) |
年齢 | 30代前半 |
---|---|
薄くなりはじめた時期 | 2年前から |
ハミルトンの分類 | Ⅲ Vertex型 |
治療期間 | 3ヵ月 |
総額(税抜) | 90,000円(30,000円×3回) |
年齢 | 40代 |
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薄くなりはじめた時期 | 5、6年前 |
ハミルトンの分類 | Ⅴ型 |
治療期間 | 6ヵ月 |
総額(税抜) | 180,000円(30,000円×6回) |
年齢 | 30代後半 |
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薄くなりはじめた時期 | 半年前から |
ハミルトンの分類 | Ⅲ型 |
治療期間 | 4ヵ月 |
総額(税抜) | 120,000円(30,000円×4回) |
【リスク・副作用】
〔フィナステリド〕
胃部不快感/性欲減退/勃起不全/精子減少/睾丸痛
〔ミノキシジル〕
多毛/血圧低下/浮腫/頭痛/吐き気/嘔吐/動悸/心拍数の増加/倦怠感/眠気/体重増加
よくある質問
- 毛が生えないこともありますか?
- もとから毛穴のない所や、脱毛してからあまりにも時間が経っている場合ですと発毛が見込めない可能性はございます。しかし今までご年配の方でも年相応の変化は実感して頂いております。
- 1回だけでも治療してもらえますか?
- 可能です。だだし、発毛を実感していただきたいので半年〜4ヵ月を目安にして頂く事をお勧めします。
- 未成年でも発毛治療は受けられますか?
- 発毛治療で処方される薬において、未成年の方には有効性が認められておりませんので、20歳未満の方への治療は行っておりません。申し訳ございません。
- 健康保険は使えますか?
- 頭髪に関する治療は保険適用外となりますので、健康保険は適用されず、 自費診療(自由診療)になります。
費用
ドクターズヘア
クターズヘア | 初診料+血液検査・血圧測定 | 7,000円 | |
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1回 | 30,000円 |
※価格は全て税別価格となります。
【リスク・副作用】
・フィナステリドについて
胃部不快感/性欲減退/勃起不全/精子減少/睾丸痛/唇や顔面の腫れ/じんましん/発疹/肝臓の酵素値の上昇(※肝機能が悪い方は服用NG)
※胎児に影響が出る可能性があるため、女性は服用しないでください。
・ミノキシジルについて
多毛/血圧低下/浮腫/頭痛/吐き気/嘔吐/動悸/心拍数の増加/倦怠感/眠気/体重増加/白血球減少/血小板減少症
※髪の毛以外の体毛も増えてしまう可能性があります。
※降圧剤として使用する際は50~60mgの用量ですが、発毛治療では5mgの使用となっています。
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