フェイスリフトとは?
フェイスリフトとは、顔のたるみを引き上げる治療です。皮膚を引っ張って余る部分を切開します。切開を伴う手術ですのでダウンタイムもありますが、その分効果が大きく驚くほど若返ることができます。タレントさんも実施している話題の若返り治療で、即効性・効果とも最高峰の治療です。切開をしますが、傷は見えないところにできますので外見で傷が目立つことはありません。
こんな方にオススメです
- 徹底的にたるみを解消したい
- 大幅に若返りたい
フェイスリフトの治療法と種類
フェイスリフトには様々な種類がございます。悪質なクリニックでは、高額な治療費にもかかわらず、あまり効果が無い方法で治療を行うこともあるようです。ここでは、フェイスリフトの方法や種類をご紹介します。
皮膚のみのリフト
腫れないリフトとして宣伝されるクリニックもあるようですが、この方法は効果がほとんどなく、たるみがとれるどころか逆に耳が引っ張られる、傷跡が目立つなどの合併症が多く引き起こされます。
SMAS(表在性筋膜群)リフト
いわゆる一般的にちゃんとした方法として施術されるフェイスリフトです。
SMAS(superficial musculo-aponeurotic system)とは、帽状腱膜(頭部)- 前頭筋(おでこ)- 浅側頭筋膜(こめかみ)- 広頚筋(首)らと連続しながら、顔の広範囲に表在性筋膜群を形成します。加齢が進むにつれ顔の皮膚だけではなく、顔の筋肉(表情筋)にもたるみが生じます。皮膚だけでなくSMASも吊り上げないとたるみ取り(若返り)効果は少ないです。皮膚はやや斜め上方に引き上げますが、SMASは皮膚を引き上げる方向よりも上方に引き上げます。つまり、皮膚を引き上げる方向と、SMASを引き上げる方向は異なるわけです。
リガメント法
リガメントとは顔に存在する靭帯をいいます。
SMASの解剖が詳細に検討されていく中で、顔に存在する靭帯についても徐々に明らかにされてきた最新の概念です。
骨とSMASや皮膚は実はretaining ligamentと呼ばれる靭帯(細いひも状の貝柱のようなもの)でつなぎ止められています。この靭帯は太くはありませんが、各々が丈夫な構造をしています。
[su_row][su_column size=”3/5″]大きなものは頬骨部、頬部、耳下腺部に存在します。従来のフェイスリフトで耳の前の皮膚を引っ張っても、リガメントが抵抗となって前方のたるみを充分に引き上げることができません。
この靭帯を切り離さないと本当に効果のあるタルミ取りはできないとされます。
例えてみますと、ソファのクッションの生地がたるんできたので張りを戻そうと考えた時に、クッションがボタンで留まっていると想像してみて下さい。
リガメントはこのボタンと同じ様に、タルミを取り除く時の邪魔な存在となります。[/su_column][su_column size=”2/5″][/su_column][/su_row]
リガメント法は最も効果の強いフェイスリフトといえます。
この方法は手術時間が長めになることと、SMAS法よりダウンタイムが少しだけ長めになりますが、効果は最強といえます。長期的な効果を考慮するとメリットはとても大きなものがあります。
皮膚や筋膜はリガメントに比べると、簡単に伸びてしまう組織なので、引っ張っても後戻りがおきます。皮膚や筋膜を引き上げた後に、一度切り離したリガメントを再度固定していきます。
リガメントは皮膚や筋膜とは比べ物にならないほど硬い組織のため、リガメント法でたるみを引き上げる術後の後戻りが起こりにくく、持続効果を延長させます。
靭帯を切り離すというと、スポーツ選手のケガで膝の靭帯損傷など怖いイメージが思い浮かぶかもしれません。ところが顔の靭帯は存在意義が全く異なります。
膝の靭帯が切れたら百害あって一利なし、ですが、顔の靭帯は切ってはじめて効果あり、です。
フェイスリフト適応部位
[su_row][su_column size=”3/5″]顔面のタルミを取り除く手術は一般にはフェイスリフトと呼ばれますが、実際にはタルミを取り除く部位によって細かく分類することができます。部位による分類では、大きく分けると
おでこ → 前額リフト
中顔面 → 中顔面リフト
目の外側 → こめかみリフト
頬部~首 → フェイスリフト
で各々が別々の手術となります。[/su_column][su_column size=”2/5″][/su_column][/su_row]
前額リフト
[su_row][su_column size=”3/5″]前額リフトは額のフェイスリフトで、額のシワに非常に効果的な施術です。額に深く刻まれたシワを解消することで、若々しさが増します。額の髪の毛の生え際を切開し、余分な皮膚を切除する施術方法で、腫れも少なく傷も目立たずに、額のシワに対し高い効果を実感していただけます。[/su_column][su_column size=”2/5″][/su_column][/su_row]
中顔面リフト
[su_row][su_column size=”3/5″]中顔面リフトは、加齢により垂れ下がった頬の脂肪を引き上げる施術です。中顔面リフトには、こめかみから骨膜下剥離を行うミッドフェイスリフトと、下まぶたから骨膜下剥離を行うチークリフトがあります。目の下のくまやタルミが解消され、頬が上がり、若々しくなります。[/su_column][su_column size=”2/5″][/su_column][/su_row]
こめかみリフト
[su_row][su_column size=”3/5″]こめかみリフトは、こめかみから頬の上部のタルミを引き上げる施術で、目尻のシワや目の下のタルミに効果的です。側頭部の頭髪内を切開する施術ですので、お顔に傷が残る心配はありません。[/su_column][su_column size=”2/5″][/su_column][/su_row]
フェイスリフト
[su_row][su_column size=”3/5″]頬から首にかけてのフェイスリフトは、耳の前から後ろにかけてを切開してタルミを取り除きながら引き上げます。加齢のよるフェイスラインや口角のタルミに効果的です。
たるんだ筋肉も引き上げてもとの位置にもどすため、若い頃と同じ輪郭に近づき、若々しさが増します。[/su_column][su_column size=”2/5″][/su_column][/su_row]
当院では、患者様一人一人のご希望や症状に合わせ、若々しさを増しながら自然なフェイスラインを引き出す施術を行っております。
フェイスリフトの治療方法
施術時間:方法によって大きく異なる
フェイスリフトは、全身麻酔で寝ている状態で治療を行います。そのため、治療中は無痛です。
- カウンセリングでたるみの状態などを確認します。
- 全身麻酔用の血液検査を行います。
- 手術日は食事を抜いた状態でご来院いただき、麻酔を施します。
- 寝ている状態で、治療を行います。
- 目が覚めると、治療が終了しています。
院長からワンポイントアドバイス
みやざき美容クリニックでは、サーマクールなどの切らないたるみ治療が開発され、導入をしていてもフェイスリフトは常に実施してきました。それはやはり効果が最も高いからです。勿論、負担は少なくありません。しかし、その負担を覚悟してでも綺麗になりたいという方のお声にしっかりと答えてきました。勿論サーマクールも非常に素晴らしい機械ですし、効果もあります。
しかしそれを知っていてもフェイスリフトを行っているのは、それだけみやざき美容クリニックのフェイスリフトは高い効果を出すことができ、ご満足いただける自信があるからです。
フェイスリフトの注意事項
シャワー | 翌日から可能です。 |
---|---|
入浴 | 抜糸後から可能です。 |
お化粧 | 創部以外は翌日から可能です。 |
腫れ・ムクミ | 手術後はしばらく腫れ、内出血、ムクミがでます。 |
痛み | 鈍い痛みがあります。 |
洗顔 | 創部以外は翌日から可能です。 |
術後の特別なケア | テープ交換が必要になります。 |
抜糸 | 5~7日後に抜糸のため来院していただく必要があります。 |
フェイスリフトの費用
ミニフェイスリフト | 顔のみ | 600,000円 |
---|---|---|
トータルフェイスリフト | 顔・首 | 800,000円 |
ネックリフト | 400,000円 |
※価格は全て税別価格となります。
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